なかなか回想できずにいましたが、こんな時こそ備忘録。
頑張ってみます。
10月11日 (1日目) 福岡⇒新千歳空港⇒網走
おはようございます。
ついにこの日がやってきた。
早朝6時過ぎに最寄り駅に向かって自宅を出発。
前夜に出張先から帰ってきた超ハードスケジュールの夫はかなり辛そう。
しかしながら旅慣れしている夫の荷物はコンパクト。
相反して私は荷物が無駄に多い。
機内持ち込み可能サイズのキャリーケースの内容量は確認する度に増えるばかりで減ることはなかった。
飛行機からの眺め 美しい
新千歳空港に予定通り午前中のうちに到着。「旅する車」でキャンピングカーをレンタルし、目的地である旭岳に向けて車を走らせる。
分かってはいたがやはり道路が広い。土地が有り余っていると思いきや除雪作業で雪を積み上げるためのスペースを確保するためだと後に知った。あと、信号機が縦並び。その理由も雪が積もりにくく、雪の重みで故障したり雪が垂れ下がって隠れたりするのを防ぐためとのこと。
おかげさまで2つも賢くなった。
目的地到着までまだまだ時間もあるし、なんてったって夫婦共々間違いなく、腹が減っている。
とはいえ、なかなか飲食店自体が見当たらず、グーグルで調べてみると近くにレビューも高めの蕎麦屋が。
満場一致で行ってみることに。
〒068-0851 北海道岩見沢市大和1条7丁目3−3 食事処 希林
金曜日ということもあってかたまたま観光客は私たちくらいで仕事の合間のランチだったり近所の方たちが多い印象。
「店内の写真は撮らないでください、注文した商品のみ写真可」と私たちのような観光客への
注意書きもされており地元ファースト感が逆に好印象。
私たち以外は食べ慣れている感じでほぼ元祖もつそばが多数。なおのこと期待値高め。
夫が盛そばの大盛りと豚丼を注文したが、盛そばの量がすさまじく、さすがの夫も食べれないとのことでまさかの元祖もつそばと豚丼をいただくことに。
この量を!としり込みしたが私の胃袋は迷うことなく完食。
北海道は日本1のそば粉の生産地らしく(←考えたら当たり前なのかもしれないが少なくとも私は知らなかった)コシが強く手打ちの平麺とモツと鶏むね肉がしっかり煮込まれており、ほろほろの鶏むね肉とスープとそばがこんなに合うとは。
しかもこんなに適当なリサーチで大当たりの一食目に幸先いいんじゃね、と確信した。
ただ困ったことに、北海道に来て少しづつ慣らしていこうと思っていた胃袋が一食目から戦闘態勢。
さすがフードファイター☆とんでも夫婦。笑
車を走らせるのが腹ごなしになるのかは微妙であるがとにかく移動に時間がかかるためぶっ飛ばして旭岳を目指す。
田舎に行けば行くほど人工的な建物が減っていき、その代わり九州では見たことのない木々や風景にいちいち感動した。観光地も面白いが風景を眺めるだけで心が洗われる。ベタですが。
旭岳ビジターセンターに15時過ぎに到着。無事に到着したのはいいが雲行きがだいぶ怪しい。
だけどそんなことはどうでもいいし自然相手だと仕方ない、とにかく時間がないため急いだ。
丸くてかわいい高山植物。名前はわからない。
旭平周辺散策路 夫婦池
帰りのロープウェイからの夕日
夕日に照らされた尾根
最終日に乗ったタクシーのおいちゃんから聞いて初めて知ったが
旭岳の紅葉はすでに終わっていたらしい。
旭岳を堪能し、ビジターセンターに着いたのが17時。北海道の日の入りは17時半。
山の中なのですでに薄暗い。北海道は野生の動物が沢山生息しているので暗くなってからの運転は非常に危険であるため慣れない山道を足早に網走まで車を走らせる。
何とか夕食、温泉の目的地である道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に駆け込みセーフ。
ラストオーダー30分前に館内にある「食事処チューリップ」に滑り込み、ジンギスカン定食をいただく。
値段は千円前後だったと思うがコスパ良いよねと夫も満足の夕食
ちなみにこの時もまだ昼食の盛そばが胃を圧迫していたらしい。笑
お腹も満たされた後は、館内にあるチューリップのの湯へ。
21時過ぎに入ったのでお客さんも少なく、見た目が脱毛にお腹の25センチの傷持ち。インパクト大な私もそんなにためらわず、他のお客さんからの熱い視線も受けることなく入浴することができた。
そしてここの温泉が入った瞬間から分かるくらいお湯がトロットロで、水風呂が地下水でキンキンに冷たく、サウナを控えていることもあって温度差が本当に気持ちよくて10往復ほど交替浴をやってしまうほど大満足。
それでもって初日はこのままこの道の駅で車中泊。
体が温まっていたのもあって油断。寝袋なしの掛布団2枚で寝たが私は寒くて夜中に目が覚めた。
ただ夜中のトイレに行くこともなく、旅の疲れもあって睡眠はしっかりできたので良しとしよう。
おやすみなさい。
10月2日(2日目) 網走⇒知床半島⇒釧路
おはようございます。
昨日は22時過ぎに寝つき、6時前には目が覚める。よく寝た。
しかし寒い。ここは北海道、慌ててスマホに温度計のアプリを入れ、計ってみたら6度。ああ寒い。
それがとても新鮮で寒さに慣れていないからテンション上がる。
車中泊の駐車場からの朝焼け。
夜はほぼ満車であったが、私たちが起きてきた頃には半分くらいの車がすでに出発していた。
コンビニでホットのカフェオレを買って早速最初の目的地である北見食品工業さんへ。
開店時間10分前に到着。近くの川べりをお散歩し、近くのガソリンスタンドでトイレを借りたらちょうど開店となった。
まずは店内の商品をぐるっと見て回り、鮭、ホッケ、塩サバ、いかの一夜干し、塩辛など自宅用の土産を購入。郵送費が九州までなので思った以上に高くついたが私には珍しく迷うことなく詰め合わせて自宅に送った。
それから朝食にとその場で揚げて食べれるという天ぷらを注文。二人ともホタテの天ぷらにしたがホタテらしきものが食べていてよくわからなかったが揚げたてなもんで熱々で美味い。満足。
オホーツク海
店をバックに
北見食品工業株式会社 https://www.kitamishiyokuhin.co.jp
今日も天気よし
次は網走監獄。北見食品工業から割と近い場所にあるためオープン前には到着。
結論から言わせてもらうと、いい意味で期待を裏切るほどよかった。
まさかここで急ぎ足で見回ったにも関わらず2時間かかったほど。
入館料1,500円にしてはどの博物館よりコスパが良いねと夫も納得の様子。
旧網走刑務所の建造物を移築しその一部が国の重要文化財に指定されているそう。
SNSで網走食堂の情報から監獄を知り、特別な思いもなく、事前の情報もなかったからか何もかもが新鮮でリアル。そしてこういう場所でありがちな負の感情だけが残るわけでもなく、見学が終わって何だかホッと救われる感情になった。
おそらく、囚人というイメージより、この方々のおかげで8か月というものすごいスピードで網走から旭川までの道路の開削にあたった。むしろ、北海道の開拓に一役も二役も買っていたということに驚いた。
なので地元の住民たちからはむしろこの方々の苦労のおかげで生活が便利になるなど感謝される存在だったよう。
舎房
リアル
大釜を見て元保育園の調理師としては血が騒いだ
THE・地面師 それっぽくみせるために表情を作ってみた
博物館網走監獄 https://www.kangoku.jp/exhibition_facility_kangoku_rekishikan.html
予定より少し遅くなったが昼食の目的地である知床半島にある「ウトロ漁協婦人部食堂」まで海沿いのドライブを楽しみながら車を走らせる。天気が良くてよかったなって今回の旅で100回は思った。
壁には有名人のサイン色紙でいっぱい
見よ!この3色丼の光沢感を‼
13時前に到着し、30分程度ならんでいざ注文。
大粒もイクラ、分厚い鮭の切り身は醤油漬けになっており、鮭ほぐしは婦人部の方々が手作業でほぐされたんやな~なんて思いながら美味しくいただきました♪
釧路への移動中にカッコいい山をみつけた。斜里岳。カッコ良すぎて窓からずっと眺めていた。
道の駅 厚岸グルメパーク(厚岸味覚ターミナル・コンキリエ)からの夕日
https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/531/
順番が来たら自分が食べたいものをバットに乗せていき会計後に自分たちで焼くスタイル
ほっき貝、ホタテが美味しかった 対面式の焼き場が隣のお客さんに少し気を遣う感じだったな
2日目の車中泊の場所に選んだのは厚岸グルメパークから割と近くの「道の駅 阿寒丹頂の里」
こちらも温泉もRVパークもあるためキャンピングカーで満車に近い状態であった。
2日目の車中泊は前日の寒さでで学んだように防寒着、寝袋で防寒対策を十分に行っていたため朝まで
ぽかぽかで安眠することができた。
おやすみなさい。
道の駅 阿寒丹頂の里 https://www.akan.jp/hotsprings
10月13日(3日目)釧路⇒帯広⇒札幌
おはようございます。
今日も天気が良い。コンビニでいつものように温かいカフェオレを買って朝日に向かって車を走らせる。
最初の目的地は釧路湿原。釧路湿原展望台はまだ営業時間外ではあるが遊歩道なら大丈夫だから朝の散歩にちょうどいいなと行ってみると「クマの目撃情報があったため早朝・夜間通行禁止」立て看板が。
ショック。
あきらめきれない感情で何度も遊歩道に足を踏み入れようとしたが夫からいい加減にしろと厳重注意が。何とか自分に言い聞かせてあきらめる。わずかに前頭葉に残っている抑制機能が働いたようだ。
この遊歩道を抜けると湿原が待っていると思うとやはり悔やまれるぅううう。
釧路湿原を見ることができず後ろ髪を引かれる思いで次の目的地「ばんえい十勝帯広競馬場」に向かう。
その途中で畑にタンチョウ鶴のつがいを何度か目撃した。ほとんどの鶴はじっとしているか、餌を食べているところしか見ることができなかったが初めてつがいで飛んでいる姿を見ることができた。
渾身の一枚車から降りでしばらく眺めていたがその後飛ぶ姿は見ることができなかった。
イケメン馬と
ばんえい競馬場でお昼ご飯もありだったが今一つここでじゃないと食べれないと言うものはなく、夫も空腹の割には機嫌も悪くならなかったので当初の予定であった豚丼を食べに行くことに。
第一希望の「豚丼のとん田」はまさかのオープン前にも関わらず、駐車場からはみ出て道路まで渋滞。さすがの私たちも即却下。続いて第二希望である「豚丼一番」に直行。
とん田ほど並んではいなかったがそれでもオープン1時間前にも関わらず、10組目くらいだったかな。
並んでいる間にメニューを粗方決める。
基本的に茶漬け大好きな私としては是非ともいただきたい豚茶漬け
夫婦ともに特上ミックス豚丼を注文 ロースのさっぱりした感じとバラの脂身のバランスが最高
最後にサラサラっと豚丼茶漬け ワサビとお出しが効いてて胃袋大満足
車内でコンビニで買ったソフトクリームを食べながら広大な自然を見収めつつ今夜の宿泊地である札幌に向かう。そしてここでキャンピングカーともお別れ。めっちゃよかった。キャンピングカー‼
3泊目最終日はホテルにチェックイン。
夕飯の時間まで時間があったから土産と荷物の整理を行う。土産はスーパーやコンビニでもなんやかんや買っては車に乗せていったので分かっていたがものすごい荷物になっていることを実感。
送料を考えると貧乏性の私としてはどうしても自力で持って帰りたいという強い意志が働き、重くなった土産をスーツケースに、旅の荷物を手提げ袋に入れ替えて何となくしっくり来た。
最終日の晩餐はジンギスカンの食べ放題「しまだや」
全く臭みもなくどの部位も美味しかった。
札幌と言えばニッカのひげおじさん♪
旅行の時しかやったことないがほろ酔いでガチャするのは結構楽しい。
手塚治虫の座らせたいが被ることなくコンプリート!めっちゃ嬉しい!!
翌日は札幌市内を観光 もちろん時計台も行ってみた
すみれ本店 並んだ甲斐あり 今までの中で一番うまいと感じた味噌ラーメンだった
新千歳空港のラーメン道場 本日2杯目の「白樺山荘」ラーメン こちらも美味しい
白い恋人とよつ葉のソフトクリームを堪能 しかしよく食べる
札幌駅前で記念撮影
ただいまー!娘らもにゃんずもありがとう。おかげで楽しい旅ができました♡
コメント