入院から手術後の私

6月11日前後

手術から2ヶ月経過しやっと手術のことを振り返る。
正直、自分の心の持ちようが甘かったのかこんなに大変なことになるとは想像もしてなかった。
もともと「案ずるより産むが易かろう」精神、「当たって砕けてそこから学ぶ」「石橋をたたき割りながら渡る」的な。もういいって。笑

前日に入院し、担当医、麻酔科、栄養科、看護師、次々に手術の件について説明がある。当然話はちゃんと聞くがどことなく客観視しており、心の3%くらい「うわっドラマみたい」と高揚している自分がいた。

当日ともなればオペ室に入り、各専門の方々に出迎えられ、なんだかわくわくする感情がったのも否めない。それまではよかった。それまでは。

9時半にオペ室、それから麻酔が切れての16時。意識が戻り、目が覚めると一気に身体が硬直。気管挿管のままとは知らず、とても苦しく、激しく混乱している。
ぼんやりしていると担当医が「とりあえず、手術は無事に終わりました。心配していた腹水も陰性でした」確かそんな感じだった。
感想としてはとりあえず生きてこの世に戻れたー!!!!
後は担当医の声を聴いて嬉しくて、安堵して泣いた。

手術後3日間は思い出したくないほどの痛みにただただ耐えた。
今、私のお腹には25センチの勲章がある。年末には一芸披露できるくらいには回復しておきたいな。

14日に少しずつラインの返信ができるようになり15日の47歳の誕生日を機にようやく歩けるようになった。新生したなと感じた1日だった。
おめでとう、わたし。

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