6月1日
高校からの友人K美が私も一緒に山に登る!と突然言い出した。
自分は職業柄いつも立っているし、足腰には自信がある。とのことだった。
私はそんなに疑うこともなく、そんなに言ってくれるんだったらと了承した。
友人K美はいつもに増して気合入っており、その日のために新しいスニーカーを試し履きもせず(絶対ダメなヤツやろ。だけど試し履きする暇がなかったとか。笑)に履いてきていざ入山。
可也山なら週に3~5回仕事前に登ることもあって正直、ここなら私でも案内できるから色んな人と一緒に登った。みんなそれなりに体力に自信がない人も休憩をこまめに取りながらその人のペースに合わせて順調に登れるようにアシストできていた。
体力に自信がないといって割と大丈夫だった。という人は今まで何人もみてきたが、K美に関しては自信があると言っていた割には今まで一緒に登った人とは群を抜いて体力がまったくない。
マジでどこからあの自信が出たのかじっくり聞いてみよう。
なもんで、序盤から呼吸が乱れまくり、立ち止まるというよりしゃがみ込んで休憩を何度も繰り返し、何なら3合目くらいで止めようと私が思ったくらい。心臓が爆発する~と連呼していた。同感。
それでもK美は「願掛けに来たから止められない」と、ゼーゼー呼吸が乱れている状況で、だれが見ても登頂は難しいと思われる中、普段調子がいいときは30分台で登る可也山を2時間半かけてようやく登ることができた。
下りはしゃべる余裕も出てきて登りのきつかったことを笑い話にしながら自然も楽しみながら下山することができた。
励ますつもりが終始励まされていたK美。
励まされるつもりが終始励ましていた私。
その日の夜はOちゃんも加わり我が家でお泊り会。もちろんしっかりネタにさせてもらった。
そして何より登山とは無縁のK美が願掛けにって一緒に可也山を登ってくれたその心意気に本当に本当に感謝。
子どもらにもよく言われるが、やっぱ私の友達はおもろい人しかおらんなと確信。
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