長かったー

9月10日

よほどのことがない限り明日ようやく退院。
今回の入院の振り返り。

ただの夏風邪と思って自宅で療養していたがなかなか熱が下がらず。
肺炎を疑った妹が夫に連絡し赴任先から帰宅して早々、夜間外来に受診しそのまま入院。

抗生剤の点滴を途中で強いものに変更し、1日3回に増やしても炎症値も熱も下がる気配を見せず、今後私はどうなるんだろうと先の見えない不安ときつさで毎日泣いてた。情緒がくるっていた。
何を考えていても熱が出ているときは自然と涙が出ていた。
そのくせ解熱剤で熱が下がっている時は割と上機嫌。泣いていたのも何のその、さすが脳みそがニワトリ並み。

入院2週間程度経過したころからようやく熱も炎症値も改善傾向。起きれる時間も出てきたら手持無沙汰な感情になる余裕も出てきた。

1階のコンビニでナンプレやクロスワードをやってみようかと思ったが頭は使いたくない。

ならば病院で働いていた時のことをふと思い出し、その日のうちに塗り絵と色鉛筆をAmazonで購入。
2日後にはいかつい姉ちゃんが病棟まで届けてくれた。

届いたその日から簡単なぬりえを選び始めてみるも意外と夢中になり、日中ほとんど横になることはなかった。配色を決めることも、塗り方を考えたり、カッターで色鉛筆を削ぐことも一連の作業が楽しかった。とはいえ、家に帰ると誘惑も多いし、やることも沢山あるから間違いなくすることはないだろう。
入院中のセルフ作業療法がどれだけ私を数ってくれたことか。

近くでサポートしてくれた家族、妹、友人らは私の日内変動する感情に指摘せずあくまでも傾聴、なんなら話を合わせてくれていた。よく付き合ってくれたものだと感心する。

弱っていても、文句ばかり言っている時もそんな私を決して否定もせず話を聞いてくれてありがとう。

明日の第一発目のシャバ飯はラーメンに決めている。とても楽しみや。
髪も伸びたからまた5厘にスッキリ剃ってもらおう。

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