9月25日
それは20年以上前からの知り合いというか友だちについて。
彼女はそれはそれはバイタリティの塊で行動力、発信力と言えば私の周りにいる知り合いの中でも群を抜いている。
そんな彼女が最近SNSで、「ワクチンは政府の陰謀論」だの「ワクチン打ったらがんになる」だの「がんになって病院に行ったら地獄、天然塩を摂れば天国」「抗がん剤打ったら何とか」だの「自分はがんを思考で治した」だのだのだの。
私がもし健常者であればどうしたんやろ?くらいでさら~っと聞き流せていたのかもしれないがなんてったってがんサバイバー。
しかも私が現在がん療養中ということも抗がん剤治療中ということも彼女は知っている。
数か月前からそのような投稿を目にしていたがどんどん内容がエスカレートしていく様子を見ていく中でついに投稿を見るのがしんどくなってきた。
世の中色んな人の色んな考えがあっていいと思う。
実際、我が子が小さい頃、調理師をしていたことがきっかけで食育に興味を持ち、マクロビオティックにドはまりしていた時期がある。
なので東洋医学的な思想は全くわからないわけでもない。
ただ、その友だちは少なからず影響力がある人物。
そのような人物がSNSを通してそのような訴えをし、その訴えを真に受け、がん治療が手遅れになった場合の責任はとれるのだろうか。どこまで人の人生背負って発信しているんだろう。効果がなければ新興宗教みたいに想いが足りないとか言い放つ予定だろうか。
彼女は本気で覚悟を持って訴えているのは間違いないと思う。
個人的に頭の中で考えているのであればまだしも発信を目にするのはどうも今の私にはしんどい。
だからと言ってバッシングや彼女に直接モノ申したいわけではない。
そんなわけで今の私にとっては今までありがとうと深呼吸し、彼女のSNSフォローをポチっと外した。
何度も言う。色んな意見があってもいい。
ただ違うなと思えば彼女のことが大好きだからこそしばらく距離を置くだけ。
この場でのみモノ申す。
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