10月16日
本当ならば北海道の備忘録をと思っていたがさすがとんでも一家。
14日の22時過ぎ、帰宅して早々に、妹から電話。
実はね。と低めのトーンから始まりとても嫌な予感。
オトンが12日に脚立に上って剪定中にバランス崩して川に落ちたとのこと。
その日は土曜日でたまたま出張中の兄が家にいて近くの脳神経外科に受診し、その後私の前職場の整形外科に紹介状を書いてもらい受診。肩と、腰のレントゲンを撮り明らかな骨折は無く、痛みが強くなれば受診してください。
受診当日はまだ動けていたが、13日からかなり全身痛がっているから連休明けの15日に母と整形外科に受診する予定、という内容であった。
とりあえず、その場で明日はオカンより私の方がまだまだ力になれると確信したため受診は私が連れていくと妹に伝え旅の疲れがあるにもかかわらず私には珍しくなかなか眠れない夜を過ごした。
受傷現場 よく見るとブロックとかあるし
翌日は午後から夫と一緒に父の見舞いに行くと普段見慣れない気弱なオトンがベッドに横になっていた。
それでも口だけは達者で、元気になったらあの木を根こそぎ切ってやる。とか恨み節を吐いていたからオトンらしい一面も垣間見れて少し安心。
その後、予定通り車いすで受診。今一度整形外科の先生に評価、レントゲン、胸腰椎のMRIを撮ってもらい今のところ明らかな骨折はなく、おそらくその高さから落ちての全身強打によるものと診断。
痛みに応じて無理のない範囲で動いてください。と湿布を処方されて帰宅。
全身痛いし、口が開かず、大好きなサンドイッチをつぶさないと食べれないし、便は出ないし、起きるのも一苦労だけけど、、、改めて思ったのが、4mくらいのところから川に落ちて全身打撲で済んだという奇跡。
打ち所が悪かったらどこか骨折、頸髄損傷、最悪の場合この世にいないとか十分あり得る。
本当に強靭な運を持ち合わせているなと確信。
自宅に送り届けて私が帰ろうとしたら2度「今日はありがとう」と珍しく言っていたことが嬉しくもあり、父らしくないなと少し寂しくもあった。
旅行中のアクシデントで気を遣って連絡してこなかった妹、家族に感謝。
それから、なかなか前職場に行くタイミングがなく、父の受診のおかげ?笑 でがん告白後、スタッフの方々と会うことができて本当によかった。
SNSではいまいち伝わらないことがあるだろうから少しは安心してくれたかな。
今朝、父に体調確認のためのラインを送ったら「昨日よりさらに口を開けることができておにぎりを食べることができたあと4日ぶりに大きな糞が出たぞ」と返事が来た。上等!笑
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