せっかくの

7月22日

満月。
いつものコースを散歩してて左股関節の調子がよくない。数日前にも同様のことが起こっていた。

最近は何となくわかるようになってきた。左鼠径部の謎のツッパリ感や左足全体の浮腫ってる感じ。

それでも1クール目の抗がん剤投与後の気分不良、傷口の痛みが落ち着いてきているから2クール目の抗がん剤投与まで何とか体力をつけておきたい。
その欲が強すぎているのか少々のことでは折り返したくない。
しかしながらそういうわけにもいかず、ここは無理せずにと思い自宅の方へ向かうが痛みが一気に強くなる。
幸いにも散歩コースにはバス停が何か所かあり、そこにはベンチが設置されていたおかげで3か所くらいで休憩。
初めてこの状況になった時は休憩さえしていたら落ち着いたはずなのにおかしい。
いくら休憩してストレッチや股関節の動きを色々変えても一向に治らない。

長女が自宅で試験勉強していたから本当は邪魔したくなかったがどうしようもなくなり電話するも確か勉強するときは見えないようにクローゼットにしまっておくと以前言っていた通り、まったく応答なし。
まあ邪魔したくなかったからそれでもいいかな。と覚悟を決めてガードレールにつかまりながらやっとの思いで帰路に就く。

しばらく動くことさえもできずにソファでもがき這いずるようにロキソニンを飲んで痛みが落ち着く。

落ち着いてしまえば通常運転。何事もなかったかのように動ける。まだまだがんサバイバーである自分の身体の取扱説明書ができてないようだ。